「あー、忙しい!」
思わず、そう呟くのは教習中の20代前半のTさん。
構内での教習は、そこそこ順調だった彼女も、
初めての路上では、かなり緊張しているご様子。
まずミラーを見てから、
ブレーキで減速すると。
ここでウインカーを出す。ちゃんと横を目視してと。
よし、ここからハンドルをゆっくり回して、左へ。
そしてクラッチを踏んで…
あれ、ギアはどうするんだっけ?
あれ!ギアが入らない!
…とりあえず、2速に入れてみよう。
歩行者もいるし、ドキドキだなあ。
これでクラッチをつないで、大丈夫かなあ。
とりあえず半クラにしよう。
「ガクガクッ」
う、やっぱり間違えてた!
スピードが落ち過ぎていて、1速でよかったんだ。
あー、しかもハンドル切りすぎてた。戻さなきゃ。
「もっと、落ち着きなさい」
そんな教官の言葉も、うわの空。
焦っちゃうんだから、仕方ないよ。
あなたにも、こう言う経験、ありませんか?
路上教習では、予想以上の大苦戦をしたTさん。
でも、免許は無事に取得できました。
そして、卒業後。
まだ少し、右左折が不安だったため、
マニュアル車のマニュアルを入手。
そして今では、両手・両足を巧みに使って、左折出来ています。
しかも、マニュアル車のマニュアルを見てから、
変えた操作は、たったの2つ。
焦りがなくなったのが、その何より成果です。
その、MT車のスムーズな右左折のコツは、MT車攻略マニュアルで。
「『分ける』のが、ハンドル操作のコツ」 の章で詳しく解説しています。
→ 本当に冊子だけでマスターできるのか?と疑問に思う方
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