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杏林大学外国語学部英語学科准教授 倉林秀男のホームページ




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ゼミナールでやること

倉林ゼミナール 
(杏林大学外国語学部 英語学科 英語ビジネスコミュニケーションコース)
<日英語間の異文化コミュニケーションのあり方>
テーマ1:成功する日本企業の事例を通して考える

 特にビジネスの領域に焦点を当てて「日英語間の異文化コミュニケーションのありかた」を研究テーマとします。ゼミナールでの学びの目標は、英語と日本語の両方の言語運用能力向上を通じて、それぞれのことばの背後にある文化や思考法の違いを理解し、究極的にはスムーズな異文化間コミュニケーションが行えるようになることです。
 まずは、英語力の向上から始めていきましょう。具体的には、英語でキリン、エドウィン、ヤマハなど誰もが知っている日本企業のこれまでのサクセスストーリーを紹介した文章を読みます。平易な英語で書かれていますから、しっかり読んで英語の読解力向上に役立てましょう。内容をよく理解できたら、これをベースに国内/海外の同業他社のリサーチをし、比較対照することで日本独自の企業文化や、日本人のビジネスに対する物事の捉え方についてプレゼンテーション、ディスカッションをしながら明らかにしていきます。これからの日本企業の成功モデルについても一緒に考えてみましょう。

テーマ2:「おもてなし」とhospitalityの文化比較

 「日英語間の異文化コミュニケーションのありかた」について、世界中で展開しているテーマパークに焦点を当て、そこでのサービスについて書かれた英語文献を読んでいきます。日本の「おもてなし」と西洋式の"hospitality"の違いを浮き彫りにし、"universal"なサービス、"domestic"なサービスについて理解します。

 実践的な語学とビジネスの勉強ばかりではなく、「言語のしくみ」という側面からも異文化コミュニケーションのありかたについて理解を深めてもらいます。日本語と英語では、謝罪の仕方、丁寧表現、議論の進め方においてそれぞれ根本的に異なった「ストラテジー」が用いられていると言語学やコミュニケーション論は学問的にも明らかにしています。理屈の上からも日英語の間のそれらの違いを理解していれば、さまざまな場面において応用がきき、「成功するコミュニケーションスタイル」を身につけるのに早道です。具体的には「ビジネスイングリッシュ」や「交渉英語」に頻出する表現について、1年次のPEPで学習したのと同じ方法で、場面や状況に即した適切な発音やリズム・イントネーションの習得を目指します。繰り返しの口頭練習やダイアローグの暗唱を通じて、コミュニケーションスタイルのひとつである「交渉のストラテジー」を身につけてもらいます。
 正規のゼミの時間帯とは別枠で、TOEICで高得点を取るためのサブゼミナールを実施します。