企業の「ヒト」に関する悩み解決のパートナー〜コーチングで経営者さまの悩みを明確に致します。〜
よしかわ労務コンサルティング
〒178-0063 東京都練馬区東大泉5-43-1
コーチングテーマの具体例
では実際にコーチングを受けられている方は、はどのようなテーマを扱っているのでしょうか?
また、コーチングを受けてどんな変化があったのでしょうか?
実際のクライアントさんの具体例を下記にご紹介いたします。
■ケース 1 : 職場の人間関係がうまくいかないメーカー営業部
勤務の N子さん の場合
とあるメーカー営業部に勤務しているN子さん。
今年勤務年数9年目を向かえ、営業部ではリーダー的な役割を担っています。上司のS課長は多忙のため、実務で
はほとんどN子さんがとりしきっているような状況です。
会社の業績は順調で、仕事はうれしいことにどんどん増えています。
営業部の社員はみんな大変な思いをしながらも、一致団結してがんばろう!という気持ちでここ数ヶ月間頑張ってき
ました。
ところが…。
N子さんより1年後輩のTくん。彼の仕事がどうもうまくいかないのです。
Tくんは人当たりもよく、気遣いもでき、とても好青年。
1年前に人事部から異動してきました。
S課長もそんな好青年のTくんに非常に期待をしていて、営業経験はほとんどありませんでしたが、早くからかなり仕
事を任せて、仕事に早くなれてほしい、といった教育をしてきました。
TくんもそのS課長の期待に答えようと、がんばってきていました。。
最初は担当する営業先の件数も少なめでしたので、問題がなかったのですが、課長の配慮から短期間でどんどん担
当先が増えていきました。
すると…ある時期から、明らかにTくんの業務がいっぱいいっぱいで、担当先のクライアントさんから、少しずつクレー
ムがでてくるようになったのです。
実務的なリーダーであるN子さんはいつもTくんのことを心配していました。
自分から課長にもTくんのことで相談や提案をしましたが、課長は
「Tに確認したら、大丈夫だっていうから、任せとくよ」
といってとりあってくれません。
ところが、そんな心配をしていた矢先に、TくんのクライアントさんからTくんに対する大きなクレームがきてしまったの
です。
N子さんはこのトラブルをテーマにコーチングを受けました。
すると・・・。
コーチから
「 『 N子さん 』 はどうしたいんですか?」
と質問をされました。
N子さんは、自分が部の売り上げを上げて会社の利益に貢献したい、そのためにはTくんのトラブルを何とかしたい、
と思っていました。
ところが・・・
N子さんは、Tくんを教育したりアドバイスするのは課長だと思っていて、
自分では今までTくんに対して何も働きかけていなかったことに気づい たのです。
そうです。
他人に責任を押し付けていて、自分の責任には全く気づいていなかった
のです。
このことに気づいたことで、N子さんは自分がTくんにできることは何か?を考え、Tくんとの人間関係を一歩マエへ進
めることができたのでした・・・。
■ケース 2 : 家庭と仕事の両立で悩む外資系人事部勤務
Aさんの場合
外資系人事部に勤務するAさんは、奥さんと二人暮らし。仲のよいご夫婦です。
Aさんはこの4月にマネージャーに昇進しました。
仕事量も増えましたがやりがいのある仕事で充実した毎日を送っています。
ただ仕事量が多くなったため、残業が圧倒的に増えました。夜は毎日遅くまで残業し、土日も出社が増えてきまし
た。
Aさんの奥さんも最初は
「忙しいから…」
と理解を示していましたが、Aさんの仕事優先の態度に徐々にストレスがたまっていきました。
Aさんもどこかストレスを感じており、仕事も思うようになかなか仕事がはかどりません。
Aさんは自分の時間管理に問題があると思い、思い切ってコーチングのテーマを
「タイムマネジメント」
にしました。
Aさん:「・・・なんだか最近妻とのコミュニケーションがうまくいっていなく
て…。
いつも妻には悪いなあと感じてますし、言葉にもしているんですが、どう
も彼女は私の態度が気にいらないようなんですよね。
もちろん私も彼女と話しをしたいと思っているのですが、彼女が私のこ
とを気に入らない…といった態度をとっているのがこちらもムカツクの で、うまく話せないんですよね…。」
Aさんの話しをひとしきり聞いたところで、コーチはAさんに言いました。
コーチ:「それはAさんとAさんの奥さんとの『コミュニケーションの未完
了』の問題という感じがします。」
『未完了』とは、
「やろうと思っていながらやっていないこと。」
「やめようと思っていながらやめていないこと。」
をいいます。
この『未完了』がたまっていくと、「気がかり」となって人のエネルギーを奪います。
『未完了』が増えれば増えるほど、人は重たくなり行動を起しにくくなるんです。
例えばコップに水を入れることを思い浮かべてください。
コップに穴があいていなければ、水はどんどんたまります。
でもコップがひびがわれていると、コップに水を入れようと思っても、ひびをふさがない限り、いつまでたっても水は漏
れてしまい、たまりません。
このコップの話しと人の行動の話しを比較すると、
「水」=「エネルギー」
「コップのひびわれ」=「未完了」
となります。
つまり、この『未完了』を『完了』させることでエネルギーを上げ、人が行
動を起すことができるようになるんです。
このAさんの場合、本当は奥さんとコミュニケーションをとりたい、と思っていながらもAさんはそれを後回しにしていま
した。
これがいわばAさんの中で「未完了」となってAさんの行動を抑制してい
ると、コーチに指摘されたのでした。
この後Aさんは奥さんとのコミュニケーションを完了させるために一定のルールを自分で決めて行動を始めることをコ
ーチに宣言しました。
少しずつですが、奥さんとのコミュニケーションが完了するようになってきました・・・。
■ケース 3 : 社会保険労務士として独立したいけど今ひとつ独立に
踏み切れない社労士事務所勤務のHさんの場合
社会保険労務士事務所に勤務しているHさん。
「現在勤務している会社でよりキャリアアップしたい」
というテーマでコーチングをスタートしました。
さて、Hさんはしばらくしてからコーチから次の質問をうけました。
コーチ:「Hさんが考える社会保険労務士としての成功ってどういう状態
をいうんですか?」
Hさんはこの質問をされたことで、今までにない程
「自分がどんな業務をメインでやりたいのか?」
「どんな業務をしている時にやりがいを感じるのか?」
「どんな環境になったら、自分にとって社会保険労務士として成功してい
ると感じられるのだろうか?」
ということを真剣に考えるようになりました。
コーチングの最終目的は
「自発的な行動」
を促進すること。目指すべき目標がはっきりしたら次はこの目標のために具体的な行動をするにはどうしたらいい
か?を考えます。
Hさんにとっての次の課題は、自分がやりたいことやモチベーションがアップする業務を実現するためには今の職場
で何をしたらいいか?という点でした。
Hさんはいろいろと考えて今の職場でできることを行動しはじめました。具体的には担当先クライアントさんへの定期
訪問を再開することにしました。
実際に定期訪問をしてみると、電話やメールではあえて連絡しないが、普段から内在している問題点や疑問点がそ
の場でクライアントさんから出てきたりと、やはり直接クライアントさんとコミュニケーションをとることの重要性を改めて 感じました。
一方では漠然と他の手段についても考え始めるようになります。選択肢としては下記の3つが考えられました。
1.継続して今の職場で勤務する。
2.他の会社へ転職する。
3.独立して自分の事務所を構える。
「独立」するとしたら、事前にやっておかなければならないことがいくつかあります。
もちろんそれはかなり「重たい作業」です。
それにはまずその「重たい作業」が一体何なのか?を明確にしないと、行動が起こせません。
従ってまずは「独立」するために絶対必要なその「重たい作業」を棚卸するところから始めました。
不思議なことに、「重たい作業」の内容がハッキリしたら不安が解消されました。
行動するのを躊躇してしまうのは、「不安」の中身が不明だから。
「不安」の内容が明確になったら「意外と大したことないかも?」と行動に移せるようになりました。
こうしてHさんは独立開業にむけての一歩を踏み出したのでした・・・。
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