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★恒例? の自慢は

女:2007年は、特になにかあったの?
男:2006年のハイライトは、「ヨーロッパ旅行」だったけど、2007年は、行動としては、目だったものはなかったかな。

女:でも、ホーム・ページ関係の更新は、熱心だったようね。
男:有難う、良く聞いてくれたね。
  私がホーム・ページを開設したのが、2002年の3月で、もう5年近く、「映画・演劇 評論」の更新を、月4本程度を中心にやってきた。
  おかげで、YAHOO! の検索でも、トップにでるだけの成績だ。
  でも、当然のことだけど、ファイルやサイトもムチャクチャに増えて、本当に、管理するのが大変な量になっている。
  そして、 リンクやインターネットの技術も高度な知識を必要とされているから、日々新たに勉強をしているよ。

女:勉強といえば、「目指せ! マンション管理士・管理業務主任者」の過去の試験問題の解説と、区分所有法の解説での勉強も凄かったようね。
男:2007年は、殆ど「目指せ! マンション管理士・管理業務主任者」に力をそそいでいたかな。
   民法や区分所有法、また建築基準法などの法律、そして、コンクリートの性質、配管や貯水槽などの建築設備を含めて、マンション管理士・管理業務主任者試験での出題範囲が実に幅広いので、図書館へ足しげく通い、新しい法律の知識は本屋での立ち読みで仕入れた。
女:相変わらず、お金をかけないで、勉強するのが、貴方の最高の特徴ね。しっかりしている。
男:このサイトは、マンション管理士・管理業務主任者を目指す人たちの受験用参考書の意味を持たせるためだったので、まとめのイラストを入れたり、現場の写真を入れたりで、大手の資格受験校の内容よりも優れていると評判だよ。
女:貴方だけが言っているんじゃないの?
男:イヤッー、平成13年から始まる過去問題の解説は、本屋で有料で販売されている解説よりも、分かりやすく、数段に優れていると絶賛の嵐だよ。
女:それなら、お金をとったら、いいんじゃないの。
男:イイャ、前から言っているように、インターネットの良いところは、全部無料で情報を配信し、お金のない人も、やる気になれば、情報を入手でき、また勉強も24時間できるところさ。
  お金が目当てじゃ、ここまでできないよ。
女:そうね、貴方もそインターネットの恩恵にあずかっているんでしょうからね。
  もう、自慢話はそれくらいにして、映画の話にしてよ。

★2007年に観た映画の本数☆

女:忙しいって言ってた割には、かなり映画も観たでしょう?
男:余り熱心に仕事をしていないから、つい時間があると、映画館に入る。
女:良い映画館が出来たせいもあるの?
男:そうだね、千葉県は流山の方に、新しくショッピング・モールができて、その中に10近くのスクリーンがある。
  ここの映画館の観客席は広くて階段状で見やすく、また画面も大型で音質もいいので、良く利用するようになった。
女:食事も出来るし、駐車場代も平日は4時間無料もいいサービスよね。
男:それに、大きな本屋さんもあって、ここでは、勉強のために立ち読みもしたよ。
女:はい、はい、もう勉強の話は、終わったのよ。今は映画の話でしょ。
男:分かったよ。

女:2007年は、どのくらい映画を観たの?
男:そうだね、チョット調べたら、65本だったね。
  2006年は全部で50本だから、増えたね!
女:それって、週に1本以上ってことよ。
  本当は、ムチャクチャ暇だったってことじゃない。
男:勉強で疲れた頭の切り替えに必要だったんだよ。
女:浅草の演芸ホールでは落語も聞いていたんでしょ。ゴルフもやっていたし、どう考えても、いい訳ね。

★邦画の出来は?☆

女:2006年に続いて、邦画も随分と観た様ね。
男:うん、64本のうち19本が邦画だったね。2006年に観た邦画は、22本だったから、少し減ったね。
女:それは、もうタイアップしているテレビ局の宣伝には、乗っていないってこと?
男:宣伝ばかり、仰々しくて、まったく中身の乏しい映画が多かったね。
  評論にも載せていないのは、「バブルへ”Go!”」「大帝の剣」や、「憑神(つきがみ)」「西遊記」なんかがあるね。
女:どうして、載せないの?
男:いい内容なら、こちらも、筆が進むというか、ドンドン書けるのだけど、悪い出来の映画は、何度書いても、文章も纏まりが悪い。
   それで、載せていない。

女:じゃ、そろそろ、本題に入りましょうか。
男:2007年は、角川製作でお金をかけた「蒼き狼」と年末の「椿三十郎」があるが、「蒼き狼」では、折角の海外ロケも迫力がなく、基本的な、音響効果が酷すぎた。
  「椿三十郎」は、オリジナルの脚本の完成度の高さを認識するけど、殆どが、置き換えでは、こんな演技もあるんだとしか、言いようがない。
女:三船敏郎と織田裕二じゃ、比較の対象を越えているということね。
男:「それでもボクはやっていない」は、どこまでが真実か、冤罪になるのか、今後私たちも、裁判員として罪を判断する時には、困るだろうなと思わせる内容で、それなりの評価はある。
女:皮肉な評論もあったわね。
男:「恋空」かい?
  いくら何でも、過去にあった「恋愛物」のエキスを全部入れてしまったのでは、恋愛にうぶな若者に対しても失礼だ。
女:レイプ、流産、ウソの別れ話、家庭の崩壊そして恋人の病死じゃ、余りにも不自然だったわね。
  少しばかり、人生を経験していると、こんな作り話は見抜けるけど、ウソはウソで受けてるようよ。 
 

男:「あかね空」「眉山」は、ほのぼのとした日本の人情を狙っていたようだけど、表面的な演技だけしかできない女優で残念だった。
女:「眉山」の松嶋菜々子はともかく、「あかね空」の中谷美紀は「嫌われ松子の一生」で、貴方はよかったと思っていなかった?
男:女優は、監督によって、演技が変るってことの見本だったんだね。

女:ほのぼの人情とくれば、「Always 続・三丁目の夕日」でしょう。
男:そういうことになるか。

男:これは、好評だった前編を知っていると、「見えない指輪」のくだりあたりは、面白いけど。
女:けど? なによ。
男:いつの間にか、子役が目立つ映画になっているね。
女:そういえば、自動車工場の社長をやっていた堤真一の今年の活躍も目だったわね。
男:そうだね、彼のでた映画は、何と3本も観たね。
  「舞妓Haaaan!!!」「Always 続・三丁目の夕日」、それから年末の「魍魎の匣」だね。
女:1年で、3本も主演映画が公開されるなんて、たいした俳優ね。

男:「舞妓Haaaan!!!」は、今年の喜劇としては、推薦できるね。
  阿部サダヲの存在を示してくれた起用はいい。西田敏行におんぶしている日本の喜劇界で、何とか育てたい人材だ。
女:でも、今後の製作者の活用方法で喜劇の映画がないと、活かされないかもね。
  それから、「魍魎の匣」は、ガッカリのようだったわね

男:イヤーッ、その通りだね。
  「ハコ」と言う特殊な世界が、どう料理されるのか、期待したが、登場人物の設定が良くなかった。
女:それは、黒木瞳も含めて、演技以前の問題だということ?
男:美人女優というだけで、セリフにしても、時代劇でも現代劇でも、いつも同じで、表情も動かず変化がない。
女:それって、「怪談」の出来の悪さも言っているの?

男:監督なり、製作者が美女のもつ怖さを引き出せない弱さがあるようだ。
  もっと、俳優に対して、汚れ役や惨めな役を強引に演じさせなければ、良い作品になれない。
女:そうね、どこかで、俳優に遠慮をしていた映画ね。
男:でも、「怪談」での、井上真央ちゃんは、可愛かった。
女:そんなの、聞いてないでしょ。何をつまらない感想を言ってるのよ。

  他の映画では「HERO」が、木村拓哉に期待していない貴方にしては、寛大な評価のようね。

男:特に木村拓哉がハンサムだからって反感を持っているわけじゃないってことは、分かっておいてよ。
  この映画の主題が、反・学歴、反・馴れ合い社会にあり、それが上手に表現されている点が、良かったってことだよ。
女:これで、大体、邦画の方は終わりね。

★海外の映画は?☆

女:じゃ、洋画の感想はどうなの?
男:洋画も、つまらないリメイクやシリーズ物が相変わらず多かったね。
女:それは、もういまさら、嘆いてもハリウッドの投資資金回収システムから仕方がないことでしょ。
男:前作の評判で、出来が悪くても、かなりの人は、観ちゃうからね。
  でも、「2匹目のドジョウ」ならいいけど、「3匹目」や「4匹目のドジョウ」まで狙うのは、いくらなんでも、質が落ちていく。
  こんな状況が続くと、また映画界全体が不況になることを恐れているんだ。

女:ひどくて、ホーム・ページに載せなかったのは、どんなのがあるの?
男:「ロッキー・FINAL 」、「スパイダーマン 3」、「ハリー・ポッター 不死鳥の騎士団」、「オーシャンズ 13」あたりかな。
女:何だかんだの言ってても、随分と観てるんじゃないの。
男:そりゃ、一応、映画を愛する立場から、情報としては観ているよ。
女: 「ハリー・ポッター」は、前からお子供向けだと、嫌がっていたでしょ。
   そして、「 オーシャンズ」は、ラスベガスの観光映画で、筋がないって言ってたじゃないの。
男:まあ、結果としてその確認になったけどね。
  でも、そのリメイクからの拾い物もあったよ。
女:どんな?
男:「ディパーテッドだね。

女:香港映画で評判が良かった「インファナル・アフェア(無間道)」のハリウッド版ね。
男:警察とギャングに共に潜入しているスパイの緊迫感が、ハリウッドにいっても、消えてない。
女:結局、良い脚本で、いい監督が撮れば、それなりに、面白いってことね。

  3作目になった「パイレーツ・オブ・カリビアン −ワールド・エンド−」はどうだったの?
男:変に1作目が良かったんで、駄作の2作目も観て、3作目も、少しは良くなっているかと思ったが、ドンドン「ディズニーランド」で陳列されているキャラクター商品と、お子様向けアトラクションになって行った。
  大人が観る映画としては、もう付き合いきれない出来だった。

男:他には、ダイ・ハード 4.0」 「ラッシュアワー 3」「ボーン・アルティメイタム」それから、年末の 「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記もシリーズ物としてあるが、みんな傾向が同じで印象に残らない。

女:どんな、傾向?
男:「ダイハード 4.0」はアメリカ国内が対象だけど、他の映画は、特に必然性がないのに、世界のあちらこちらをロケして、話の筋よりも、お金をかけていますって話題性とロケをした海外の観客動員を目指しているってことさ。
  非常に安易な発想で、いつも定番のカーアクションが入っていたり、どんなことがあっても不死身の主人公ではパターンが決まってしまっている。もっと筋にどこかで観た様だと言わせないひねった肉付けが欲しいね。

★洋画で目だった作品は☆

女:そんな中で注目した作品はあるの?
男:アカデミー賞関係は、印象に残るね。
  前にも、言ったが作品賞を取った、「デパーテッド」は、監督:マーティン・スコセッシの努力の成果だね。

女:それから?

男:特筆すべきは、「ドリームガールズ」だろうね。
  この作品では、ポスターで大きく扱われているビヨンセよりも、ジェニファー・ハドソンという黒人の新人の存在を有名にした。
   アメリカのミュージカルを中心とした「ショウ・ビジネス界」の幅の広さが、つくづく分かったね。
  現実に舞台に憧れる若者が、アメリカには多くいてチャンスをまっているということだ。
女:でも、 ここまで、有名になっても、ジェニファー・ハドソンの次の作品はないのね。
男:そうだね。黒人のハンディ・キャップが、アメリカ社会には依然としてあるんだね。
  同じように、2003年のアカデミー賞「CHICAGO/シカゴ」で有名になった、白人のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ の場合と比較すると、良くわかる。
   キャサリン・ゼタ・ジョーンズ は、その後、色々な映画にでている。
  「ターミナル」「ディボース・ショウ」 などだね。
女: これから、活躍できるチャンスが与えられるといいわね。

男:日本人としての、期待は、菊地凛子がアカデミー賞を取れるかの「バベル」だったけど、これは、日本で上映されるまでの話題だっだ。

女:そうね、映画の内容が分からない内は、もしかしたら「アカデミー賞」を取れるかと思ったわ。
  でも、映画を観ると、こんなに複雑に時間が入り交じっては、受賞できないと思ったとおりね。

女:イギリスの女王を描いた「クィーン」はどうだったの?
男: これは、ダイアナ妃の悲劇の交通事故死を中心に、様々な情報を集めて、ありそうだと思わせるまで描いていて、評価が高い。
  最近の日本のマスコミ報道が、日本の皇室に対して、まったく臆病でタブー的になっている実体と比較すると面白い。
  主演のヘレン・ミレンが上品な感じの中にも、複雑な皇室の「家庭の事情」を上手く表現していた。

男:他には、体毛まで削り取る、香りの特異性を扱った「パフューム」が記憶に残っている。
女:それは、貴方が「犬年」(いぬとし)で、かなり、匂いに敏感なせいかもね。
男:そうかもね。

女:徹底的に肉体美を見せ付けた「300」は私のお気に入りよ
男:山積みされた死体は凄かったね。
  音楽ファンの私が期待した、 シャンソン歌手のエディット・ピアフの生涯を描いた「エディット・ピアフ」は、年取った場面が目だって「ガッカリダヨー」だった。
女:中国と日本のヤクザが対決した「ローグ アサシン」も少しばかり良かったんじゃないの。
男:セリフが少ないのが、良かったと言うと、ジェット・りーに失礼かな。

★ほのぼのしたのは?☆

女:洋画での、ほのぼの系はないの?
男:アメリカのジョークは、日本人には分かり難いけど、「ホリディ」「ミス・ポター」も、笑いとほのぼの感があったね。
  それと、ウッディ・アレンの「タロット・カード殺人事件」は、筋は単純だけど、日本の落語に似た感覚で、大いに笑えた。

女:これって、全部イギリスが舞台じゃないの!
男:そうだね。ここで、纏めていて、初めて気が付いたよ。
  アメリカの風土では表せない情景と雰囲気があったんだ。

★他の国の作品は☆

女: 他の国で目だった作品はないの?
男:逆な言い方になるけど、韓国映画の衰退が目立つね。
  2007年は、一本も観ていない。
  これは残念だけど、以前にも言ったように、韓国映画界に独自の情熱が薄れ、他の国と同じような映画システムになった状況にあっては、当然の帰結だろうね。
  日本映画にも言えるけど、独自性(オリジナリティ)を無くした。

女:韓国以外でも映画は作られているんでしょ?
男:勿論だね。
  南アフリカの貧しさを描いた「ツォツィ」やスペインの人情がでている「ボルベール 帰郷」、イランの宗教の頑固さをサッカー観戦で皮肉ってみせた「オフサイド・ガールズ」は、みんなその国が抱える問題を、世界に発信している。
  良い作品だった。

★2007年 一番 お気に入りの品は?☆

女:じゃ、映画のランキング付けは、貴方は好きでないようだから、良かったって感じで、2007年の映画を纏めるとどうなるの?
男:それは、結局ランキングを付けていることになるんだけれど、2007年での一番気に入った映画ってことでは、「ディパーテッド」ってことになるかな。
  香港映画のリメイクにもかかわらず、舞台をアメリカに移しても、警察とギャングの抗争とスパイの緊迫感が上手く観客に伝わってきた。
  ジャック・ニコルソン、レオナルド・ディカプリオ、そして、マット・ディモンなどの俳優の力と脚本のよさが、実に素直に流れてくる。
  映画が総合芸術だと堪能させてくれる作品だった。

女:じゃ、早いけど、2008年の評論を目指して、元気でね!
男:そうしたいね!

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