●アスランとカガリの会話:in ミネルバ

 

「だめだよ、お前」

「うーん、なんで」

アスランの唇がカガリの首筋を這い、右手は彼女の太ももをなぜていた。

「だって・・・その・・・ほら・・・あれないんだろう」

「そうか?」

「そうだろう?ちょっと・・・う・・・ん」

カガリは唇を塞がれベッドに押し倒された。

アスランは彼女の口内を堪能し、また形のいい胸を服の上から触り始めた。

カガリは逃げるように身をよじるが、かなわない。

「もう・・・だめだって・・・あ・・・こら・・・やめろ、って」

彼女の口を塞いでいた唇はうなじ首筋にキスを落としはじめる。

「こら・・・だめだって」

すると、胸をまさぐっていた右手が離れた。

そしてズボンの後ろポケットに手を伸ばし中から何かをとりだした。

「だから・・・我慢し・・・」

彼が不意に顔をあげ、そしてクスッと笑った。

「これ、なーんだ。」

カガリの顔が赤くなった。

「なんで・・・それがここに・・・」

彼はベッドの枕元にそれをおき、彼女の胸に頭をうずめた。

「ポケットに入っているのを見つけた。」

「ポケット?」

「うん。・・・あれあるから・・・いいだろう」

そういって、彼はタンクトップの内側に手を伸ばした。

「馬鹿・・・」

そうして彼女の手が彼の背中に回された。

 

【あとがき】

すいません。某DVDのキラフレシーンに刺激されて書いてしまいました。

まあ本編で二人のこういうシーンはなくてもいいのですが。

普通の恋人同士のような感じが垣間見られることを希望です。

ちなみにアスランはこのとき、ミネルバの医務室を今度覗いてみようと思っていたりして・・・あれを探すために。

 

(2004.9.6)

 

●アスランとカガリの会話:in ミネルバ

 

アスランは目が覚めた。

腕の中を見るとカガリが気持ちよさそうに眠っていた。

久しぶりに彼女の柔肌にふれ、彼は心も体も満たされていた。

彼女とこうしていると自らの意思に反しやむをえずMSに乗ることにストレスも癒されるようだ。

彼女の頬にキスをして、再び眠りに身をまかせようと目を閉じた。

その時、部屋の入口のCALL音が鳴った。

アスランは彼女を起こさぬようにベッドから抜け出し身づくろいをし、入口へ向かう。

もう一度CALL音がなった。続いて「アスランさん」というシンの声が聞こえた。

「う・・・ん。」

ベッドの中のカガリが寝返りをうった。

アスランは軽く舌打ちをして扉をあけた。

「なんだ、シン」

少しけだるそうにアスランが尋ねた。

「20:30よりブリッジで会議があります。議長からお二人の出席を言われております。

あの・・・カガリ・・・アスハ代表がお部屋にいらっしゃらないようなのですが。」

カガリという言葉にアスランはピクっと反応しながらも答えた。

「ああ・・・彼女ならここで寝ている。」

「えっ・・・」

シンの頬が赤く染まったのに気がついたが、アスランはおかまいなしに続けた。

「起こして連れて行く。20:30だったな。」

部屋の時計をみる。20:20だった。

「少し遅れるかもしれないと伝えてくれ。なるだけ早く行くが。」

「はい・・・あの・・・」

「じゃあ。」

なにかいいたそうなシンを無視してアスランは扉をしめロックした。

振り向いて床に散らばっている赤いタンクトップや自分のシャツなどをみて苦笑した。

ばれたかな・・・

まあいい・・・カガリは俺のものだとあいつに主張してみるのも。

さて、お姫様を起こすとするか。

 

【あとがき】

だんだん長文傾向になってきている・・・みなさん読みにくいですよね。すいません。

さてさて今日のアスランちょっとらしくないかも。うーん大人って感じですよね。18じゃあありえないかな。

(2004.9.21)

 
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