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腰痛 職業性腰痛 介護 看護 運転 デスクワーク(通販)


介護現場の腰痛ゼロマニュアル―環境・介護法からケアを変える
大塚 洋,三好 春樹
腰痛が介護職の職業病というのは誤解。働いている環境と介護そのものを変えればよいのです。介護現場の腰痛ゼロをめざして、よい介護環境づくりとよい介護づくり、腰痛予防体操というプログラムを紹介します。 大塚 洋
理学療法士。介護アドバイザー。湖西老人ケアを考える会代表。介護者の健康を考える会会員。理学療法士の資格取得後、総合病院に勤務し地域リハビリを実践。その後、老人保健施設の開設にも関わったパブリックヘルスPT。現在は、総合病院に勤務しながら「湖西老人ケアを考える会」を主宰。生活リハビリ研修講師、ホームヘルパー1・2級課程講師も務める。2001年からは「日本生活介護」の介護アドバイザーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

既存の施設では、今更環境を整えることは難しい部分もありますが、工夫をすれば出来そうな点がいくつか分かります。これから施設やグループホームを作ろうと思っている方には是非読んでから着手していただきたいと思います。腰痛の危険サインなども載っており、こちらは職員一人ひとりが、日々の生活の中で気をつけていくと良い内容だと思います。


介護者の腰痛予防―腰を守るための介護姿勢と環境整備
武藤 芳照,田島 宝,山田 均,黒柳 律雄
介護現場の健康障害を低減し、より良い・より質の高い介護を実現するために役立つ、介護者の腰痛予防の実践書。イラスト、図、表、写真等で、重要なことをわかりやすく伝えるための工夫をこらした。



介護者のための腰痛予防教室 (おはよう21ブックス―基礎から学ぶ介護シリーズ)
西山 悦子
腰痛の基礎を理解したうえで、介護場面や日常生活での予防に備えることができます。 西山 悦子
新潟大学医学部保健学科教授。1955年、新潟に生まれる。聖路加看護大学卒業後、聖路加国際病院を経て、新潟市民病院で臨床を経験。1987年から(財)ライフプランニングセンター健康教育サービスセンターに勤務、1994年より同ライフプランニングクリニク保健管理科主任。1996年4月より、新潟大学医療技術短期大学部助教授。1999年10月より、新潟大学医学部保健学科助教授。2003年1月より、同教授。研究分野は、健康教育、老人看護・介護、ターミナルケア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



患者移動の知識と技術―看護・介護者を腰痛から守る
E.N. Corlett,Christine Tarling,P.V. Lloyd,J.D.G. Troup
腰痛を起こさないための患者移動の方法、看護・介護者の腰痛を守るための法律や規約、患者移動のための器具・機材など、看護・介護者を腰痛から守るあらゆる知識を紹介。〈ソフトカバー〉



移動・移乗の知識と技術―援助者の腰痛予防と患者の活動性の向上を目指して
ペヤ・ハルヴォール ルンデ
ノルウェーをはじめとする北欧3か国で、最も信頼されている移動・移乗の知識と技術を紹介。ベッド上での移動、ベッドから車椅子やレントゲン台への移乗など、図説による具体的な援助方法と考え方を解説。腰痛に悩まされている援助者の方へ。看護・介護でお悩みの方必読の書。 ノルウェーをはじめとする北欧3か国で、最も信頼されている移動・移乗の知識と技術を紹介。ベッド上での移動、ベッドから車椅子やレントゲン台への移乗など、図説による具体的な援助方法と考え方を解説。



北欧に学ぶやさしい介護[DVD]
小島 ブンゴード孝子
腰痛をおこさない介助とは ・ ・ ・ ?
あなたは人をヨイショと持ち上げていませんか・・・?
あなたの介助に対する考えを変える驚きの北欧式トランスファーテクニックを
実感してみてください

持ち上げてよい重さの限界は15kgです.
北欧式トランスファーテクニックの基本とは・・・
「人を絶対に持ち上げない」「利用者の残存能力を活用する」「自然な動きで介助する」「摩擦を取る、摩擦を利用する」「てこの原理を水平方向に利用する」「傾斜を利用する」「前傾姿勢や身体をひねる姿勢をとらない」etc.
本DVDによって、ぜひ、つらい介護をやさしい介護へと変えていってください.



重症心身障害者等の介護者の腰痛に関する総合研究成果報告書 (1980年)
科学技術庁研究調整局
・古書は、 AmazonマーケットプレイスTMでの販売のみの取り扱いとなります。

・価格は出品者が設定したものです。また、古書には、年月の経過による紙の変質などがある場合があります。購入前にコメント欄の記載、コンディション、価格などの条件を必ずご確認のうえ、ご不明な点は出品者にお問い合わせください。

・古書の出品コンディションは通常の書籍の出品コンディションと異なっています。古書をご購入の前には、出品者にコンディションの確認をされることをおすすめいたします。  コンディション・ガイドラインはこちら

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・古書についてのヘルプ、Q&Aはこちら



腰痛を防ぐらくらく動作介助マニュアル
山本 康稔,中村 恵子,加藤 宗規
腰痛を防ぐらくらく動作介助マニュアル
本書は腰痛を多面的にとらえ、腰痛の歴史、哲学、そしてエビデンスに裏付けられたデータを平易な文章で紹介しています。患者も含めて、腰痛に携わっている人にはぜひ読んでほしいと思います。

?本書ではEBMに関して、重要性と共に過度な評価に注意を促していますが。

菊地 EBMが標準的な、皆が納得できる医療をもたらしたことは間違いありません。ただ同時に、EBMを突き詰めていくと、人間的な心の触れ合いが治療成績や患者の満足度を高めるということも浮き彫りになってきます。ひと言多く患者に声をかける、患者がベッドから起き上がるときに手を貸す、また共感を示すことで、患者が治っていく。これらのことをEBMと同じくらい大切にしていかなければ、質の高い医療は提供できません。


(日経メディカル 2003/08/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
本書は、「動作介助の意義」からはじまり、「動作介助の原則」「寝返り」「起き上がり」「立ち上がり」「トランスファー(移乗)」「動作介護における力学」「腰痛とその予防」「各種姿勢」「ベッド・車イスなどの福祉用具」「まとめ」という11章で構成され、解説と写真を組み合わせて、「目で見る動作介助マニュアル」として看護・介護の現場で使えるような工夫がなされている。とくに、トランスファーに関する章では、多くの連続写真をレイアウトして、従来の介助法とは異なる新しい動作介助の動きを具体的に詳述。そのほか、動作の基礎としての力学的な解説や、介助者の腰になぜ負担がかかりやすいのか?といった腰痛予防の視点からの検証、さらにはベッド・車イスなどの選び方まで解説されている。


確かにユニークな本である。しかし,著者の一人が,介助中に腰痛になっているなど,その有効性には疑問が残る。
訪問介護の研修では教えない最新の介護技術が豊富な写真を使い紹介されています。実際に実践に使うとお客様がびっくりするほどスムースな介護が出来ます。しかも介護者がとっても楽です。おまけとしてCDも付いていますので、パソコンが出来る人なら動画で介護技術を学べます。値段分の価値十分にあると思います。


自分を生かす古武術の心得 (集英社新書 429H)
多田 容子
武術家・甲野善紀氏、推薦!
「本書が明示する!武術は本来、工夫の集積」
身体と心をほぐす 日本古来より伝わる様々な古武術を学ぶことが、広がっている。古武術的な身体の使い方や意識の持ちようは、現代にも通じる知恵に満ちているのだ。では、古武術をたしなむとは、実際にどのようなものなのだろうか。老若男女の日常生活にも有効といわれる、古武術の考え方とは?
手裏剣術や柳生新陰流での自身の経験と実践をもとに、女性時代小説作家がわかりやすく論じる。 日本古来より伝わる様々な古武術を学ぶことが、広がっている。古武術的な身体の使い方や意識の持ちようは、現代にも通じる知恵に満ちているのだ。では、古武術をたしなむとは、実際にどのようなものなのだろうか。老若男女の日常生活にも有効といわれる、古武術の考え方とは?手裏剣術や柳生新陰流での自身の経験と実践をもとに、女性時代小説作家がわかりやすく論じる。

著者は柳生新陰流の剣術、棒手裏剣を学んでおり、そこで学んだことを通して、日常生活の中で生かせる物事の考え方や肩こり等防止の健康法について記載がされている。著者もまだ修行中のようであり、その道の匠としての目線で書かれたものではなく、一般的な感覚で書かれているので、その点が共感がもてたり、理解しやすく面白かった。著者の体験を通して、古武術の奥深さってものがどういうところにあるのかってことは少し分かったりした。
若い女性作家が、剣豪小説を書いているうちに、柳生十兵衛でもないのに柳生新陰流を習い、
忍者でもないのに、手裏剣術にはまってしまったという体験記。

いろいろな経験を経ながら、自らの心や体、考え方や技術について、新しい何かを発見して
いくプロセスを描いている。
ニッチなテーマの教養小説とでもいうべきものかもしれない。

筆者は観察力と分析力にすぐれており、指導者の心理、稽古者の心理、結果がでなかった時の
心理、自分で気がついた古武術と健康等が、さすがは剣豪小説作家といえるほどまで
びっしり書きこまれており、なかなか楽しめる。

目線は極めて低く、指導者を遠く仰ぎ見るように書かれているため、読者も一緒になって入門
者としての経験を共感できるだろう。

名人による古武術の入門書といったものをお求めであれば、さすがにそれはお門違い。
ここのところは、お間違いのないようにして下さい。


刷新してほしい患者移動の技術―患者・看護師・医療者を身体損傷や医療事故から守るために
英国腰痛予防協会
英国における看護職や介助・介護者の腰痛を予防するための研究の成果と、それに基づいた安全な患者移動の知識・技術をまとめる。原著第4版を翻訳。原著第3版を翻訳した97年刊「患者移動の知識と技術」に次ぐ一冊。



腰痛Q&A―腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症

本書は、多くの手術が行われ、未解決の問題もある腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症にテーマを絞り、そして、より実用的で現場ですぐ役立つ内容の一冊である。 多くの手術が行われながらいまだ未解決の問題もある腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症。この腰痛2大疾患について疑問点を整理し、Q&A形式で解説。即座に医療の現場で役立ち、ナースに限らず一般の人にも分りやすい。

看護婦向けの腰の治療に関する本は案外少ないのですが、この本はどのような病気なのかから書かれてありとてもわかりやすい。患者さんへ説明する際にも十分活用できそうです。


椅子がこわい―私の腰痛放浪記 (文春文庫)
夏樹 静子
椅子がこわい 私の腰痛放浪記
本書は腰痛を多面的にとらえ、腰痛の歴史、哲学、そしてエビデンスに裏付けられたデータを平易な文章で紹介しています。患者も含めて、腰痛に携わっている人にはぜひ読んでほしいと思います。

?本書ではEBMに関して、重要性と共に過度な評価に注意を促していますが。

菊地 EBMが標準的な、皆が納得できる医療をもたらしたことは間違いありません。ただ同時に、EBMを突き詰めていくと、人間的な心の触れ合いが治療成績や患者の満足度を高めるということも浮き彫りになってきます。ひと言多く患者に声をかける、患者がベッドから起き上がるときに手を貸す、また共感を示すことで、患者が治っていく。これらのことをEBMと同じくらい大切にしていかなければ、質の高い医療は提供できません。


(日経メディカル 2003/08/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
一九九三年から約三年間、激しい腰痛のため、死まで考えた作家の衝撃の闘病記。奇跡的に完治したその後の生活体験記を付け加える


この著者のミステリーは1冊も読んだことはないが、この本は実に面白かった。
私のような2,3日休めば回復する程度の痛みではなく、自殺さえ考えるほどの激烈な痛み。
それを治療するために、大学病院から鍼灸、カイロ、マッサージ、果ては霊媒師までありとあらゆる治療を試みるが直らない。
はたしてその結末やいかに。
実に意外な方法で完治するのだ。

実在の病院名や治療者の名前が書いてあり、治療しても直らなかったというのだから訴えられないだろうかと思う。
 有名な小説家、夏樹静子さんが、腰痛の苦しみとそれが治癒するまでの遍歴を、ご本人の日記形式でリアルタイムで描写されています。
 最終的には、痛みの原因は以外にも「心理的要因」である事がわかり、ある心理療法家の治療により治っていくのですが、そのスリリングな筆致は苦しまれた当人だからこその迫力がありました。
 「治癒した今でも心理的要因だったとは納得できないほどの痛みだった」という症状には、読者もまさに「こわい」と思わされるようなものでした。

 抑圧された感情が、身体にブロックをつくる、という概念は、現在アメリカの心身医学界で大きな潮流として認められており、そのような視点で書かれた医療書も、多く見られるようになりました。サーノの「ヒーリング・バックペイン」をはじめ、ピーター・リヴァインの「心と身体をつなぐトラウマセラピー」や、マインドフルネスを提唱した各種の本には、「気づき」による心身両側面の治癒の例が掲載されており、大変興味深いのですが、本書は、稀有な文章力と客観性を持つ作家という職業者が、「患者からの詳細なレポート」をものにされたという点で、大変貴重だと思います。

 とにかく、読み物として大変おもしろいので、おすすめしたいです。
腰痛に悩む方はもちろん、心身相関(一体)的なセラピーに興味をお持ちの方も、ぜひ一読されると理解がますかと思います。
さすがに文章がうまいので、引き込まれて最後まで読んでしまった。
夏樹静子の腰痛は、色んな検査をしても、器質的な疾患が明確に
ならなかった。
そこで、考えられるのは、心の病である。
しかし、夏樹静子はそれが納得できなかったので色々と治療を試みる。

この本を読んで、器質的な疾患がなくて、身体に疼痛がある時は、
心の病を疑う必要があるということが、少し理解できた。
売れっ子作家が、作家としてのスタイルを変えようと模索する時に、腰痛に苦しみ、広い交友関係を利用し、
ありとあらゆる治療を受け、最終的に心療内科で快方に向かうまでを伝えている。現役の作家自身が
思いもよらぬストレスを抱え、腰痛の治療にかけずりまわり、その地獄から生還するまでを、治る見込みのない
時から書かせた文藝春秋の商魂!も凄まじい。

西洋医学、東洋医学、霊まで出てくる。実名で著者の治療には無力だった名医たちが次々に出てくる。
作家の森村誠一さんも同時進行でおなじ治療を受け、著者とは異なり快方に向かうことも書かれている。
河合隼雄先生へも編集者を介して相談している。著者は、ネアカで、頭の回転が早く、思い込みも
激しい性質と描かれている。早口で治療者と向かい合って行くさまは、サスペンスさながらだ。

最後の最後に「心でこんなに痛くなるはずはない」と否定していた主人公が「心だから無限の痛みを
作ることができる」と、さらにネアカなはずの主人公が抱えていたストレスの存在に『気づく』。
そして、快方に向かって行く。詳細に書かれた本書で追体験することにより、多くの腰痛難民が
救われるのではないかと感じる。
私は民間病院に勤務する、無名の勤務医です。
多方面の検査では異常は見あたらないのに、腰痛や背部痛を訴える方に、頻回に遭遇します。
その痛みは激烈であり、時には痛みの部位が移動したりするのが特徴です。
老若男女を問わず、患者さんの数は非常に多いです。
非常に多い、という事を、特に強調したいです。

私は、本書を読んで、少々もどかしく感じました。
著者は、ご自分に合った治療法に巡り会うまで、随分遠回りをされました。
各界で名医と称される多くの医師や治療者の診療をはじめ、話が「霊」にまで到達しているのには、少々驚きました。

私なら、こういう場合は、心理的側面を重視し、懇意の臨床心理士の先生に、まず相談します。
経験から言って、時間は少しかかりますが、その方向の適した治療法の紹介で、たいていは劇的に症状が改善します。
問題は、この、心理的側面の可能性の問題を、患者さんに説明しても、なかなか信じてくれない事です。

そういう意味で、本書が世間に与えた啓蒙は大きいです。
本書では触れられていませんが、最近は、激烈な腰痛を訴えるニートの若者も激増しているとも感じます。

本書の登場以来「信じてくれる」患者さんが増えました。
信じてくれない方には、本書の一読をお勧めしているのですが、目から鱗だという反応が得られる事も多いです。

こういうケースでは、私の様な、無名の勤務医の言葉は重くはないです。
「劇場のイドラ」かも知れませんが、著者のネームバリューの持つ力は大きいです。

本書は殊の外壮絶です。



椅子がこわい―私の腰痛放浪記
夏樹 静子
椅子がこわい 私の腰痛放浪記
本書は腰痛を多面的にとらえ、腰痛の歴史、哲学、そしてエビデンスに裏付けられたデータを平易な文章で紹介しています。患者も含めて、腰痛に携わっている人にはぜひ読んでほしいと思います。

?本書ではEBMに関して、重要性と共に過度な評価に注意を促していますが。

菊地 EBMが標準的な、皆が納得できる医療をもたらしたことは間違いありません。ただ同時に、EBMを突き詰めていくと、人間的な心の触れ合いが治療成績や患者の満足度を高めるということも浮き彫りになってきます。ひと言多く患者に声をかける、患者がベッドから起き上がるときに手を貸す、また共感を示すことで、患者が治っていく。これらのことをEBMと同じくらい大切にしていかなければ、質の高い医療は提供できません。


(日経メディカル 2003/08/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 平成五年から三年間、著者は原因不明の激しい腰痛と異様な症状や障害に苛まれた。あらゆる治療に挑戦し、ある日、奇跡的に治った


この著者のミステリーは1冊も読んだことはないが、この本は実に面白かった。
私のような2,3日休めば回復する程度の痛みではなく、自殺さえ考えるほどの激烈な痛み。
それを治療するために、大学病院から鍼灸、カイロ、マッサージ、果ては霊媒師までありとあらゆる治療を試みるが直らない。
はたしてその結末やいかに。
実に意外な方法で完治するのだ。

実在の病院名や治療者の名前が書いてあり、治療しても直らなかったというのだから訴えられないだろうかと思う。
 有名な小説家、夏樹静子さんが、腰痛の苦しみとそれが治癒するまでの遍歴を、ご本人の日記形式でリアルタイムで描写されています。
 最終的には、痛みの原因は以外にも「心理的要因」である事がわかり、ある心理療法家の治療により治っていくのですが、そのスリリングな筆致は苦しまれた当人だからこその迫力がありました。
 「治癒した今でも心理的要因だったとは納得できないほどの痛みだった」という症状には、読者もまさに「こわい」と思わされるようなものでした。

 抑圧された感情が、身体にブロックをつくる、という概念は、現在アメリカの心身医学界で大きな潮流として認められており、そのような視点で書かれた医療書も、多く見られるようになりました。サーノの「ヒーリング・バックペイン」をはじめ、ピーター・リヴァインの「心と身体をつなぐトラウマセラピー」や、マインドフルネスを提唱した各種の本には、「気づき」による心身両側面の治癒の例が掲載されており、大変興味深いのですが、本書は、稀有な文章力と客観性を持つ作家という職業者が、「患者からの詳細なレポート」をものにされたという点で、大変貴重だと思います。

 とにかく、読み物として大変おもしろいので、おすすめしたいです。
腰痛に悩む方はもちろん、心身相関(一体)的なセラピーに興味をお持ちの方も、ぜひ一読されると理解がますかと思います。
さすがに文章がうまいので、引き込まれて最後まで読んでしまった。
夏樹静子の腰痛は、色んな検査をしても、器質的な疾患が明確に
ならなかった。
そこで、考えられるのは、心の病である。
しかし、夏樹静子はそれが納得できなかったので色々と治療を試みる。

この本を読んで、器質的な疾患がなくて、身体に疼痛がある時は、
心の病を疑う必要があるということが、少し理解できた。
売れっ子作家が、作家としてのスタイルを変えようと模索する時に、腰痛に苦しみ、広い交友関係を利用し、
ありとあらゆる治療を受け、最終的に心療内科で快方に向かうまでを伝えている。現役の作家自身が
思いもよらぬストレスを抱え、腰痛の治療にかけずりまわり、その地獄から生還するまでを、治る見込みのない
時から書かせた文藝春秋の商魂!も凄まじい。

西洋医学、東洋医学、霊まで出てくる。実名で著者の治療には無力だった名医たちが次々に出てくる。
作家の森村誠一さんも同時進行でおなじ治療を受け、著者とは異なり快方に向かうことも書かれている。
河合隼雄先生へも編集者を介して相談している。著者は、ネアカで、頭の回転が早く、思い込みも
激しい性質と描かれている。早口で治療者と向かい合って行くさまは、サスペンスさながらだ。

最後の最後に「心でこんなに痛くなるはずはない」と否定していた主人公が「心だから無限の痛みを
作ることができる」と、さらにネアカなはずの主人公が抱えていたストレスの存在に『気づく』。
そして、快方に向かって行く。詳細に書かれた本書で追体験することにより、多くの腰痛難民が
救われるのではないかと感じる。
私は民間病院に勤務する、無名の勤務医です。
多方面の検査では異常は見あたらないのに、腰痛や背部痛を訴える方に、頻回に遭遇します。
その痛みは激烈であり、時には痛みの部位が移動したりするのが特徴です。
老若男女を問わず、患者さんの数は非常に多いです。
非常に多い、という事を、特に強調したいです。

私は、本書を読んで、少々もどかしく感じました。
著者は、ご自分に合った治療法に巡り会うまで、随分遠回りをされました。
各界で名医と称される多くの医師や治療者の診療をはじめ、話が「霊」にまで到達しているのには、少々驚きました。

私なら、こういう場合は、心理的側面を重視し、懇意の臨床心理士の先生に、まず相談します。
経験から言って、時間は少しかかりますが、その方向の適した治療法の紹介で、たいていは劇的に症状が改善します。
問題は、この、心理的側面の可能性の問題を、患者さんに説明しても、なかなか信じてくれない事です。

そういう意味で、本書が世間に与えた啓蒙は大きいです。
本書では触れられていませんが、最近は、激烈な腰痛を訴えるニートの若者も激増しているとも感じます。

本書の登場以来「信じてくれる」患者さんが増えました。
信じてくれない方には、本書の一読をお勧めしているのですが、目から鱗だという反応が得られる事も多いです。

こういうケースでは、私の様な、無名の勤務医の言葉は重くはないです。
「劇場のイドラ」かも知れませんが、著者のネームバリューの持つ力は大きいです。

本書は殊の外壮絶です。



わが腰痛奮闘記―インフォームド・コンセントを成功させた165日
郡司 道子
腰部脊椎管狭窄症ってご存知ですか?猛烈な腰痛をかかえ、病院をいくつも巡り、やっと出会った名医。その医師との間のインフォームド・コンセントを成功させ、手術。そして、成功?。患者(著者)のユニークな視点が光る闘病記。 腰部脊椎管狭窄症って知ってますか? 猛烈な腰痛をかかえ、病院をいくつも巡り、やっと出会った名医。その医師との間のインフォームド・コンセントを成功させ手術、そして成功。患者のユニークな視点が光る闘病記。

腰痛に悩まされる人は多い。患者の悩みは、痛みだけでなく、医師とのコミュニケーションでも、正しく理解されているのだろうか、という不安がつきまとう。著者は、患者の苦しみ、治療法への疑問を医師に素直に執拗に食い下がって解明するまで、めげないのがわかる。医師と患者のドキュメントは、腰痛患者必読である。そうであったかと思い当たることが多い。さらに、質問攻めにあった湯河原C病院の山村廣医師が、後書きで患者の事情まで書かされているのが、興味深い。また、著者夫妻は、ブラジルで小野田寛郎夫妻の仲人をしているという。社会的地位にある人でも、患者として、医師の態度に疎外感を覚えさせられるのであるかと、インフォームドコンセントの普遍性に、ある感慨をもった。


腰痛は自宅で治せる―すぐでき、よく効く体操からツボ療法まで
壮快編集部



もう腰痛にはならない―椎間板ヘルニアからの生還
五井 澄子
西洋医学療法、漢方療法、民間療法…あきらめないで下さいあなたもきっと良くなります。素晴らしい医師との出会い、心温かい患者会の人々とのふれあいを支えに、5000日を超えた激痛生活との決別。 西洋医学療法、漢方療法、民間療法…あきらめないで下さい、あなたもきっと良くなります。素晴らしい医師との出会い、心温かい患者会の人々とのふれあいを支えた、5000日を超えた激痛生活との訣別。〈ソフトカバー〉



Last updated:Wed May 26 03:43:55 JST 2010