平成１９年度　防災フェア

 

 

第３回全国防災まちづくりフォーラム全体概要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開催日程

平成１９年８月２５・２６日

 

 

開　催　趣　旨

 

近年、個人や地域の諸団体、ＮＰＯ等の防災まちづくりの活動が広がりを見せています。多くの場合それらの活動は、かつて地域に根ざしていたコミュニティの自主的な管理が衰退し、その空白を埋めるために新たな活動として展開したものであるといえます。したがってその多くは防災を主目的として始まったものではありませんが、何かのきっかけで防災に関心が高まった例も少なくありません。

一方、今までも何度となく防災対策の重要性が指摘されながら、大きな災害発生から時間が経つと、一人ひとりの市民や個々の団体等の中で防災意識が低下しがちになります。このため、市民の手による防災活動は、関心を継続させる面で苦労が多いといえます。

内閣府では、このような状況に鑑み、各地域における防災まちづくりの状況を報告しあい、ノウハウを交換し、相互を励ましあう場とし、永続的な活力を養っていただく機会とすることを目指し、昭和57年以来26年間開催している防災フェアに、平成17年度から「全国防災まちづくりフォーラム」と名付けた全国の防災まちづくりに関わる推進者が集う場を共催団体の皆様とともに設置しております。またこのような活動に対するノウハウの集約性を高めるため、先行事例の整理・分析と情報提供等に取り組んでいます。日頃から具体的な行動を実践する国民運動の一環としても、このイベントを通じて各地域の防災まちづくりが活性化することが望まれます。

今年度も、平成19年８月24日〜27日に京都で開催される「防災フェア2007inきょうと」の一環として、防災まちづくり関係者が、自らのすすめる防災まちづくり活動を相互に発表しあうイベントである「第３回全国防災まちづくりフォーラム」を、展示等とともに実施します。相互に研鑽していただける機会としても活用していただければ喜ばしいかぎりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

活動発表会概要………………………………………………………………………3

 

 

 

 

 

わたしたちの市民安全フェア2007inきょうと概要………………………７

　

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　　※主　催　　内閣府、京都市、板硝子協会、(社)日本損害保険協会、防災推進協議会

　　※後　援　　京都商工会議所

　　

防災まちづくり関係者が、自らのすすめる防災まちづくり活動を相互に発表しあい、ノウハウを交換し、相互を励ましあう場とし、永続的な活力を養っていただく機会を作ることを目的とした発表会です。講演会や展示とともに実施し、防災まちづくり活動を相互に研鑽していただく機会としてもご活用ください。

 

�T．活動発表会

　　○日　時　　平成19年8月25日（日）10:00〜12:35　　15：10〜16：00

　　○会　場　　京都市アバンティホール

　　○プログラムと進行時間（予定）

　　　　１．挨拶及びルール説明〔10:00〜10:20〕

・主催者挨拶

・発表会ルール説明

　　　　２．講演・活動発表〔10:20〜12:40〕

　　　　　　・発表団体数：京都府内6組、京都府外６組

　　　　※展示（10:00〜16:00）

参加団体有志による展示

 

○活動発表〔10:20〜12:40〕（発表は組織代表者名のみを掲載）

（第１部）〔10:20〜11:00〕

西大和6自治会連絡会　　　　辻　誠一氏（奈良北葛城郡上牧町）

柏野安心安全まちづくり推進協議会　中嶌　重男氏（京都府京都市北区）

名古屋市中村区日吉学区連絡協議会　後藤　弘康氏（愛知県名古屋市）

特定非営利活動法人　春日住民福祉協議会　高瀬　博章氏（京都府京都市上京区）

 

（小休憩）

 

（第２部）〔11:10~11:50〕

若葉台自主防災会　井口　恒明氏（滋賀県大津市）

光徳地区、大内地区、七条第三地区防災支援ネットワーク　伊藤　道雄氏

（京都府京都市下京区）

多摩センター地区連絡協議会   村上　哲也氏（東京都多摩市）

京都駅周辺防災ネットワーク協議会　　高浦　敬之　氏（京都府京都市下京区）

 

（小休憩）

 

（第３部）〔12:00〜12:40〕

滋賀県立彦根工業高等学校　　小梶　庄次　氏（滋賀県彦根市）

関西木造住文化研究会　　田村　佳英　氏（京都府京都市上京区）

高山市上三之町町並保存会    大野　二郎　氏（岐阜県高山市）

清水寺警備団　　大西　真興　氏（京都府京都市東山区）

 

《　会場移動　》〔12:40~13:00〕

 

 

 

 

 

 

 

 

�U．表彰式

 

○日　時　　15:20〜16:00　　

○次　第

１．参加団体紹介

２．全体講評

３．各賞発表、表彰式

　　　　

 

　　○審査員

審査員長	伊藤　滋（早稲田大学特命教授）
審査員	岡本　富雄（京都市消防局理事） 鹿島吉右衛（板硝子協会調査役） 志鎌　　敬（（社）日本損害保険協会常務理事） 牧　　紀男（京都大学防災研究所准教授） 丸谷　浩明（京都大学経済研究所先端政策分析センター教授） 丸山　浩司（内閣府官房審議官（防災担当）） 吉村雄之祐（ＮＰＯ京都災害ボランティアネット理事長）

○審査方法

　　・審査員投票＋発表者相互投票による

（得票数同数の場合は審査員会の判断による）

　　○表彰内容

最優秀賞	今後の活動展開の中で、地域社会の災害に対する耐性向上の効果が最も期待できる防災まちづくり活動に授与
発案賞	特に新奇性が評価できる活動に授与
応用賞	活動目的、手法等が他の地域で応用可能な利点を有している活動に授与
表現賞	プレゼンテーションが最も優れているものに授与
最多得票賞	得票数が最も多い活動に授与
（その他）	（審査員会において上記各賞以外の点で特に評価された活動があれば、審査特別賞などを設ける場合がある）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　　※主　管　　わたしたちの市民安全フェア2007inきょうと実行委員会

 

「防災フェア２００７　in きょうと」の一環として開催される「全国防災まちづくりフォーラム」のイベントの１つとして、わたしたちの市民安全フェア2007inきょうとが、下記の日程で開催されます。

[内容詳細]

東南海・南海地震や、花折断層地震・琵琶湖西岸断層地震、など京都がかなりの被害を受ける地震の危険性が指摘されています。更に、時間100ミリを超す集中豪雨による鴨川氾濫、更には都市排水機能の麻痺による交通機関、地下街の水没、住宅街、工業用地、商業地の内水災害の危険性など、一般には知られていない都市の脆弱性についても指摘されています。京都はベンチャー企業のメッカであり、伝統産業の中心地であり、知る人ぞ知る物流拠点でもありますが、更には年間5000万人（１日平均すると12万人）にのぼる観光客を受け入れている国際観光都市でもあります。そんな中、京都市において災害が発生した場合、被災した産業はいかにして早期に事業を継続させるか、更に言えば災害に強いまちづくり、災害に強い産業基盤を形成するために、企業・市民・行政・ボランティアは何をなすべきかについてディスカッションします。

 

○日　時　　平成19年8月26日（日）10:00〜12:00

 

○場　所　　京都市アバンティホール

 

 

 

 

 

○プログラム　　パネルディスカッション

 

「災害に強い街『京都』を作るために、企業・市民・行政・ボランティアは何が出来るのか…私たちの選択と目標 」

 

※コーディネーター

丸谷浩明氏（京都大学経済研究所教授・元内閣府（防災担当）企画官）

※コメンテーター

青柳良明氏（京都府商工部観光コンベンション室長）

枡田貞美氏（株式会社ジェイアール京都伊勢丹総務部安全管理担当部長）

深尾昌峰氏（きょうとＮＰＯセンター事務局長）

吉村雄之祐氏（ＮＰＯ法人京都災害ボランティアネット理事長）

 

 

 

※来場者に対し、災害時要援護者避難に関する意識調査を同時に実施

※途中休憩時に、防災寸劇を実施（ＩＶＵＳＡ京都）

※会場内では京都府総合防災訓練に伴う京都府災害ボランティアセンター後方支援訓練を併せて実施の予定

《第３回全国防災まちづくりフォーラム活動発表会　会場地図》

 

京都市アバンティホール

〒601-8003 京都市南区東九条西山王町３１番地　アバンティ９階

TEL.：075-671-8188

	京都市アバンティホール