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丸子川編

2008.12

丸子川は・・・世田谷区岡本付近から、玉川、野毛、田園調布などを流れ、丸子橋手前で多摩川に合流する川。
元々は、六郷用水の上流部だったものが整備された。
道・トイレなど・・・上流域は一部暗渠になっている。仙川と分かれるあたりから一般道が川に沿って続いている。岡本公園やその周辺の公園には公衆トイレがある。また、終点の多摩川緑地グランドにも簡易トイレがある。

@起点付近
 今回は都合により上流から下った。スタートは、仙川の新打越橋のたもと。ここに浄化装置があり、ここで浄化された水が暗渠となって丸子川が始まる。ここできれいになった水は、後で訪れる谷沢川にも供給されているそうだ。
A西谷戸橋付近
 某自動車教習所の脇を下っていくと、100mくらいで、暗渠が終わり、流れが姿を見せる。ちなみにこの教習所は、自分が数十年前、通っていた教習所である。
 
B丸子川親水公園
 仙川と別れ、流れは道路に沿って、南東方向に曲がる。この辺は両岸が親水公園になっていた。
B岡本公園・静嘉堂緑地
やがて、紅葉に包まれた公園が左岸側に現れた。岡本公園である。中に入ってみると、池や、民家園があり、静かな公園だ。川の周囲もやや広くなった。公園のとなりは、静嘉堂緑地と呼ばれる場所で、中に静嘉堂文庫がある。
C谷戸川との合流
 静嘉堂緑地の脇から、谷戸川という支流が合流してくる。この川は、砧公園の中を流れ、上流部は祖師ヶ谷大蔵付近である。時々ある橋の先は、殆ど坂道になっていて、土地が高くなっている。この高低差も国分寺崖線というのだろうか。
D玉川通りとの交差
 しばらく川沿いの道を走る。この川は、やたら小さな橋が多い。よくみると殆どが民家の玄関につながっている。自家用橋である。さらに行くと、流れの目の前にブロック塀が現れ、行き止まりとなった。玉川通りとの交差だ。ここから先は階段になっている。自転車では行けないので、二子玉川方向に迂回することにした。
E二子玉川付近
 脇の道を曲がっていくと、246号、玉川通りに出た。写真右の下あたりを丸子川が流れているものと思われる。
F玉川・瀬田境付近
 246号線をわたり、2車線の道路をしばらく行くと、また流れに出会えた。この辺は、静かな住宅地といったところだ。このあたりも自家用橋が多い。
G谷沢川との交差
 しばらくいくと、いったん道が川から離れ、再び合流したあたりで、谷沢川との交差点につく。野毛と等々力の境にもなっている。どのように交差しているのかと思ったら、流れは急に谷沢川の下流に向かってカーブしている。
 
G
 てっきり、丸子川の流れが、谷沢川に合流しているのかと思ったが、あとで調べたら丸子川の流れは、谷沢川の下を通り、ポンプでくみ上げて(写真左)下流方向に流しているのだそうである(写真左)。
H田園調布付近
 やがて、大田区に入った。地名を見ると、高級住宅地の田園調布だった。このあたりになると、川の両側に道が沿うようになった。
H田園調布八幡神社
 また、道が片側になり、神社の入り口があった。道を隔てて反対側には、いつの間にか別の小さな流れが沿っていた。神社の先あたりで、右にカーブして住宅との中に消えていった。地図で見てみると、そこから多摩川に合流していた。
I玉堤通り
 やがて、右側の景色が突然開け、多摩川の河川敷が広がった。道は多摩川沿いに走る玉堤通りに合流した。当然丸子川も玉堤通りに沿って流れるようになる。ばらく走ると、左側が森になった。多摩川台公園である。よってみようと思ったが、どこも階段で自転車ではあがれない。案内をみると、自転車は進入禁止のようだ。
J多摩川駅付近
 東急線の高架をくぐり、多摩川駅方向への交差点の脇に浅間神社があった。その下あたりで流れは多摩川の方に曲がっている。その先も川らしき空間は続いていたが、水は流れていなかった。
K多摩川との合流
 玉堤通りをわたり、多摩川の河川敷に下りた。小さな水門があり、そこから水が落ちていた。ここが丸子川と多摩川の合流点である。しばらく休憩した後、今度は谷沢川をさかのぼってみようと考え、玉堤通りを北上した。(つづく・・・)

※おことわり 上の地図や本文中には不正確なところがあるかもしれません。ご了承ください