多摩川の支流ポタリング 番外編                多摩川を走るトップ  とりぽたブログ
玉川上水(上流部)編

2009.6

玉川上水は・・・多摩川・羽村の堰から分水し、武蔵野台地を流れ、新宿四谷まで流れる用水路。江戸時代に、江戸に水を引くために作られたもので、正確には支流というわけではない。途中いくつもの分水が引かれ、都心部はほとんど暗渠となる。

@関野橋 出発点は、小金井の関野橋。小金井公園の南側。 
A新小金井街道・茜屋橋付近
 このあたりは、上水の北側に交通量の多い五日市街道、南側に交通量の少ない生活道路が並行して走っている。上水に沿った遊歩道は、ほとんど未舗装なので、南側の道路を走る。土曜日だが、通学途中の学生の自転車とたくさんすれ違う。
B小平桜橋
小平市に入り、喜平橋の交差点で、突然五日市街道が南側になる。気がつかずに進もうとして、急に交通量が増えてびっくり。北側に迂回する。しばらくいくと、西武多摩湖線の踏切とぶつかる。玉川上水は西武線の支線とあちこちでオーバークロスしている。
C玉川上水緑道
 小平桜橋を過ぎると、北側に玉川上水緑道の看板。
D上水本町付近
 津田塾大学の手前あたり。この辺は、遊歩道が広くなり、周辺は閑静な住宅街だ。そういえば五日市街道はいつの間に、南のほうへ別れて行った。
E小平中央公園
 府中街道を渡り、西武国分寺線の鷹の台駅手前に小平中央公園がある。上水もその一部になっている様子。

F小川分水
 
鷹の台駅を過ぎ、しばらくいくと、立川通りとlクロスする。その先に小川分水がある。このあたり一帯の飲料水や灌漑用水として利用された。水路らしい。この辺は未舗装の遊歩道だが、砂利道でないので、この自転車でも比較的走りやすい。でも路面がぬれてたら、滑るだろう。
G幸町付近
 このあたりは、遊歩道を流れのあいだに高低差があり、階段を下りていくとちょっとした渓谷といった感じ。その先は、浄水場のような施設になっていた。

 
H玉川上水駅
 浄水場を過ぎると、ほどなく玉川上水駅のターミナルにでた。駅の上をモノレールが、地下を芋窪街道が通っている。上水もこの真下を流れている。
I武蔵砂川駅付近の流れ
 この辺までくると、だいぶ川幅がひろくなる。普通、川は上流に行くほど川幅はせまくなるものだが、下流に行くに連れて分水をしていく上水は、一般の河川とは性質が異なる。
J残堀川との交差  箱根ヶ崎方面から流れてくる残堀川との交差。上水が下を流れているようである。残堀川については、去年ポタしたレポートも載せているのでそちらも見てください。
K西武立川駅付近 ここで突然上水は地下もぐる。その上は細長い公園になっていた。上水をはさんで南側はゴルフ場になっていた。
L拝島駅手前
 だいぶ走ってくると、やがて、JRの拝島駅手前まできた。上水に沿って道が続くのはここらあたりまで。
N日光橋公園
 拝島駅を過ぎ、北に進むと、日光橋公園の中に入る。この中の遊歩道は、自転車走行禁止になっていた。自分と同じように上水に沿ってポタしていた人に出会った。この先に行けるのか迷っていたが、とりあへず抜けられるのではないかと話し合って、押して公園内を進むことにした。
中にはバードウォッチングの施設もあった。
狭い遊歩道を押して歩いて行くと、上水に沿った道はさらに狭くなり、やがて
八高線のガードの下をくぐる。なんとかそこを通り抜け公園の北側に出た。
M福生駅西付近
このあたりは、上水に沿った道はあまりないので、迂回しながら進んでいく。
途中新奥多摩街道に沿ったところに出た。
N福生かに坂公園 気がつくと、西側が低くなり、並行して多摩川が流れていた、遠方には
滝山丘陵が見える。少し上水をそれると、多摩サイが下のほうに走っている。
ゴールは間近である。
O羽村堰に到着
自宅を出ること約3時間ちょっと。途中写真を撮ったり、寄り道をしていたので
かなりかかってしまったが、ようやく見慣れた羽村の堰に到着。
休憩所は土曜日とあって相変らず多くのポタリスト、サイクリストで
にぎわっていた。
帰りは、多摩サイを一直線。

※おことわり 上の地図や本文中には不正確なところがあるかもしれません。ご了承ください