05."Apache"のダウンロードとインストール


(1) "Apache"のオフィシャルサイト(*1)から"Open SSL"が同梱されたタイプ(*2)のインストーラーをダウンロードする。

*1 http://httpd.apache.org/

*2 "Win32 Binary including OpenSSL x.x.x (MSI Installer)"の文字列が目印。
拡張子は".msi"。
本資料作成時点の最新版は"ver.2.2.22"

(2) インストーラーを起動させ、基本的にはデフォルトのまま[Next >]ボタン押下でインストールを進めるが、一部の画面については、それぞれ以下の様に設定する。

画面 項目 設定値
"Server Information"画面 "Netowork Domain"欄
および"Server Name"欄

DDNSで取得したドメイン名か、もしくはルータのWAN側グローバルIPを入力。

 例  foobar.dip.jp

 例  61.123.234.12

この設定値は後で"httpd.conf"ファイルを編集することで自由に変更できる。

"Administrator's Email Address"欄

Webサーバーへのアクセス時にエラーが発生した場合に表示される画面において連絡先として表示されるメールアドレスを入力する。

DDNSでのドメイン取得の際に使用したフリーのメールアドレスなどがあれば、それを設定しておけばよい。

 例  foo_bar@hotmail.co.jp

この設定値は後で"httpd.conf"ファイルを編集することで自由に変更できる。

"Install Apache HTTP Server x.x program and shortcuts for:"ラジオボタン

"for All Usrs"を選択。

参考 … 選択肢"for All Usrs"と"only for the Current"の違いについて。

"for All Usrs"を選択するとApacheプロセスがOSにサービス登録されてPC起動時に自動的に起動されるようになる。また、待機ポート番号は"80"番に設定される。

"only for the Current"を選択した場合はサービス登録はされず、手動で起動させる運用になる。また、待機ポート番号は"8080"番に設定される。

"Setup Type"画面

"Typical"を選択

(3) 動作確認を行う。任意のWebブラウザを開いてアドレス欄に"http://localhost"と入力した結果、Webブラウザ画面に"It works!"と表示されればOK。

It works!